2015年1月1日(木):どんぐりクッキーを作ろう

まだ稲作が知られていなかった縄文時代、日本人の主食はどんぐりだったと言われている。

どんぐりには、クリ、コナラ、シイなどたくさんの種類がある。タンニンを多く含み、渋くてそのままでは食べられないものがほとんどだが、クマ、イノシシ、タヌキは平気で食べる。

今回は、渋みが少ない、堅果が大きくて加工しやすく、生け垣などにまとまって植栽されていて収集が容易、などのことから、マテバシイを食べてみた。
1.堅果(どんぐり)を集める
2.鬼皮をむく

※ペンチや銀杏剥きを使う

3.水にさらして、乾燥させる
4.粉に碾く
5.クッキーに焼く

<材料>
どんぐり粉300g、小麦粉100g
グラニュー糖120g、無塩バター120g
卵2個、ベーキングパウダー小さじ1、塩少々
<作り方>
①バターを溶かし、砂糖、卵の順に混ぜる
②振るったどんぐり粉と小麦粉を加えて混ぜる
③まるめて13gほどにし、平たくして天板に伸ばす
④160℃のオーブンで20~25分焼く
6.自然保護協会の理事会で、試食する
全員から「おいしい」の歓声! 「嫁さんにも」と、自宅に持ち帰る人も。めでたし、めでたし。
(廣島晃)