平成27年度:自然観察指導者研修会                      「淡路・成ヶ島に学び 守り研究する」

研修会のチラシをダウンロードして、兵庫県自然環境課にお申込み下さい。
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平成26年度:自然観察指導者研修会                   「星空と自然ウオッチング」参加者募集中

             星空と自然ウオッチング

 

 

 自然に親しみ、その仕組みや人々との関わりを、観察を通じて理解する。さらに一歩進んで、その保全を目指す人々が育まれるよう、自然観察指導者のスキルアップを図る。今回は、佐用町にある西はりま天文台公園を拠点に、植物や動物、両生類、野鳥、陸産巻貝・カタツムリ、昆虫などに加え、大宇宙にも目を向け、生命の不思議を考える。

日時:平成26年9月27日(土)13時00分 現地集合
   (1泊2日)  28日(日) 12時30分 現地解散
       オプション Aひょうご環境体験館
                         B上郡赤松の郷昆虫文化館

場所:西はりま天文台公園
〒679-5313兵庫県佐用郡佐用町西河内407-2
TEL0790-82-0598
講師:★    星空観察(西はりま天文台研究員)
   ★    トラップカメラによる動物調査 権藤眞禎(当協会理事長、元神戸市立王子動     物園長)
   ★    西播磨の植物 福岡誠行(元頌栄短期大学教授、当協会前理事長)
   ★    オオサンショウウオ・調査と観察 大沼弘一(当協会理事)
   ★    野鳥観察 谷口誠司(当協会副理事長、東京大学客員教授、環境省自然公園指      導員)
   ★    兵庫の陸産巻貝の分類法 大谷洋子(当協会理事、元西宮市貝類館)
   ★    昆虫の宝庫・西播磨 三木進(当協会副理事長、NPO法人こどもとむしの会副     理事長)

 

対象:① 自然観察指導に携わっておられる方、または今後指導に当たられる方
   ② 18歳以上で全日程参加できる方
   ③「ナチュラルウォッチャーリーダー」として登録しておられる方、

     または登録される予定の方
   ※地域の自然環境の監視、保全再生活動などに関わっておられる方は、
     受講後、ナチュラルウォッチャーリーダーに登録することができます。
募集人数: 30人程度
参加費:6,500円(宿泊費1,250円、食費〈夕食・交流会、朝食、昼食〉、

    傷害保険、資料代等)
    ※宿泊は男女別
「申込書」に必要事項を記入のうえ、郵送またはFAX(Eメールも可)で
下記の問合せ先までお申し込みください。
         8月26日(火) 当日消印有効
        兵庫県 自然環境課 自然環境保全班
〒650-8567神戸市中央区下山手通5丁目10番1号
TEL 078-341-7711(内線3328) FAX 078-362-3069
Eメールshizenkankyo@pref.hyogo.lg.jp



日 程 表 ( 予 定 )

927日(土)

  928日(日)

1230

1310

1320

1350

 

 

1650

1710

 

 

 1730

2000

2100

2200

2300

受付開始(西はりま天文台公園)

開会挨拶・オリエンテーション

佐用町北部に車に分乗して移動

実習1「オオサンショウウオの調査と観察」と「植物・野鳥・陸産巻貝・昆虫の観察会」(大沼氏と講師全員)

帰着

実習2「野生動物用トラップカメラの設置」

(権藤氏、自由参加)

※(雨天の場合、スタディールームで講義)

夕食・交流会

天文観察

入浴(23:00まで)

情報交換

就寝

600

700

900

950

1020

1035

1050

1140

1150

1230

 

実習3「早朝の野鳥観察」(谷口氏)

朝食、荷物整理

講義1「「兵庫の陸産巻貝の分類」(大谷氏)

講義2「昆虫の宝庫・西播磨」(三木氏)

休憩

講義3「トラップカメラの映像から」(権藤氏)

講義4「西播磨の植物」(福岡氏)

講評、閉会挨拶

昼食

終了、解散

オプション:Aひょうご環境体験館

:B上郡・赤松の郷昆虫文化館

(協会員の車で移動1500ごろまで)

ふりがな

 

生年月日

S・H  年  月  日

(満   歳)

性別

男・女

氏名

 

住所

 

職業

 

電話番号

 

緊急連絡先

 

興味のある分野、

オプション参加の有無

(例:植物、鳥、地形、環境教育等)(オプション ABか)

所属する自然環境保全団体(大学)等あればその団体(大学)名

 

この募集情報を

お知りになったところ

(例:県民局、県、協会ホームページ、新聞等)

 

車での来場の有無

  有 ・ 無 

なるべく車でご来場下さい(駐車無料)。

電車で来られる方は、問い合わせ先へご連絡下さい。

「申込書」は、ファイルをダウンロードしてください。
自然観察指導者研修会チラシ.pdf
PDFファイル 408.0 KB

平成25年度:自然観察指導者研修会パンプ

趣    旨 : 自然に親しみ、そのしくみや人との関わりを、観察を通じて理解する。さらに一歩進んで、その保全を目指す人々が育まれるよう、自然観察指導者のスキルアップを図る。

 

今年度は、「世界ジオパーク」として認められた但馬海岸を舞台に、シュノーケリングを体験、海中から海浜に生息する動植物の観察方法ついて学び、互いに活動報告して経験を共有する。 

 

日    時 : 平成2597日(土)午後1時から 8日(日)午後130分まで(12日)

                      <参考>  JR姫路駅1044発 特急はまかぜ乗車 JR竹野駅1235

                                                             JR竹野駅1402発 特急はまかぜ乗車 JR姫路駅1611

                ※共に休暇村竹野の送迎バスがあります。

 

      所 : 竹野スノーケルセンター・ビジターセンター(環境省所管施設)

           〒669-6216 豊岡市竹野町切浜字大浦1218 :TEL/FAX 0796-47-1932

【宿泊】休暇村竹野海岸(同市竹野町竹野:TEL 0796-47-1511        

 

      師 : 本庄 四郎(兵庫県自然保護指導員、同所センター長:海中の生物調査、野鳥)

              黒崎 史平(頌栄短期大学教授:海浜植物)

               権藤 眞禎(兵庫県自然保護協会理事長、元神戸市立王子動物園長:

                                      トラップカメラによる動物調査)

               谷口 誠司(同協会副理事長、環境省自然公園指導員:野鳥)

              三木  進 (同協会副理事長、NPO法人こどもとむしの会副理事長:海浜昆虫)

 

対   象   ① 自然観察指導に携わっておられる方、または今後指導に当たられる方

                      ②18歳以上で全日程参加できる方

           ③「ナチュラルウォッチャーリーダー」として登録しておられる方

                  ※地域の自然環境の監視、保全再生活動などに関わっておられる方は、

                     受講後に、このリーダーに登録していただくことができます。

 

募 集 人 員 :  30名程度

 

参 加 費 (案) 休暇村本館宿泊の場合:14,000

休暇村キャンプ場のテントで宿泊する場合:8,000

                  (いずれも12食、8日昼弁当600円、保険料、スノーケル教室料、資料代等含む)

   ※竹野スノーケルセンターのご協力で、かなり安くなっております。       

 

申 込 方 法 : 裏面の「自然観察指導者研修会参加申込書」に必要事項を記入のうえ、

                      郵送またはFAX(E-mailでも可)で下記の問い合わせ先までお申し込みください。

 

締 め 切 り      8月16日(金)   当日消印有効 

 

問い合わせ  : 兵庫県 自然環境課 自然保護係

650-8567 神戸市中央区下山手通5丁目10番1号

            TEL078-341-7711(内線 3342) FAX078-362-306

主催:兵庫県、(一般社団法人)兵庫県自然保護協会

協力:竹野スノーケルセンター運営協議会

            E-mailshizenkankyo@pref.hyogo.lg.jp

 

日 程 表 ( 予 定 )

9月7日(土)

9月8日(日)

1230

1300

1310

1400

1530

1550

 

 

1720

1820

1920

2100

受付開始(竹野スノーケルセンター)

開会挨拶・オリエンテーション

講義1「海中の生物観察」 本庄氏 30

実習1「スノーケリングによる海中観察」

    (本庄氏とセンター職員) 90

実習2A「磯の生き物観察」(同職員) 60

実習2B「野生動物用トラップカメラの

設置」 権藤氏

バスで宿舎へ移動、入浴(24:00まで)

食事

交流会

解散

600

700

900

930

 

950

 

 

 

 

1200

1250

1330

実習3「早朝の野鳥等の観察」本庄氏 60

朝食

チェックアウト・宿舎出発

パークボランティアへの登録の案内 

竹野自然保護官事務所 小谷保護官 15

実習4「海辺の植物及び生き物観察」 130

海浜植物の観察:黒崎氏

トラップカメラの解説:権藤氏

野鳥観察:谷口氏

海浜昆虫解説:三木氏

昼食

講評、閉会挨拶

終了、解散

 

       

 持ち物 : 筆記用具、雨具、あれば海辺の生き物・動物・植物図鑑、双眼鏡、ルーペ等

       洗面具、健康保険証(写しでも可)

 

切 り 取 り 線

 

平成25年度自然観察指導者研修会 参加申込書

 

ふりがな

 

生年月日

S・H  年  月  日

(満   歳)

性別

男・女

氏名

 

住所

 

職業

 

電話番号

 

緊急連絡先

 

興味のある分野

(例:植物、鳥、地形、環境教育等)

 

所属する自然環境保全団体(大学)等あればその団体(大学)名

 

この募集情報を

お知りになったところ

(例:県民局、県ホームページ等)

 

来場の方法(該当に○印)

  車(駐車無料)、J R(竹野駅)、その他の方法(       )

 

                 

 

 

 

2013年9月7,8日(土、日):         竹野海岸の自然を訪ねて

ウエットスーツでの観察
ウエットスーツでの観察

          副理事長 三木進

978の両日、豊岡市・竹野スノーケルセンター・ビジターセンターを基地に、日本海の魚介類や海浜植物、野鳥などの観察、指導方法などを学び、「休暇村竹野海岸」で交流会を持った。県と当協会の主催。若手から熟練組まで男女23人の参加があり、県からは自然環境課の今里卓課長ら2人、協会から権藤眞禎理事長ら4人が参加した。

 

ウニを収穫
ウニを収穫

 7日(土)13時に現地集合、センター長の本庄四郎さんの指導でシュノーケリングによる磯の生物の採集と観察。ウエットスーツに着替え、深さ1mまでの磯で魚やカニ、貝、ウミウシ、ヒトデなどを捕まえた。

採集品は、参加者自らの手で、甲殻類、貝類など、類ごとに、たらいに分けた。実物を手に、その特徴を考えながらの作業は、分類の手法を実体験するもので、その後の解説をより深く理解することができた。

 

黒崎先生の解説を聞く
黒崎先生の解説を聞く

 夜の交流会は、旨い料理と各地の酒を味わいながら、参加者それぞれの活動を報告し合い、有意義な内容となった。

 

8日(日)は、あいにくの雨だったが、早朝に野鳥観察を実施。その後センターに移り、頌栄短期大学・前教授の黒崎史平さんによる、海浜植物の座学を行った。

 

浜を歩いて海浜植物を学んだ
浜を歩いて海浜植物を学んだ

 発見から何年も後に再確認されるなど、植物の分布や特性が明らかになっていくプロセスは、まるで推理小説のようで、誰もが興味深く聞き入った。こうした地道な基礎研究こそが、ふるさとの自然を守るものだと改めて知った。

 続いて、小雨の中、竹野海岸で観察会。海と陸がせめぎ合う地に生きる海浜植物の数々。しかし、外来植物も浜辺に侵入しかけており、生存競争の厳しさも目の当たりにした。

 

今後に向けて

 参加者は、やはり瀬戸内側からが多く74%、内陸部は西脇市、三木市、猪名川町が各2人。うちリピーターが7人。研修会のチラシを手にしたのは、会員及び会員の紹介、県から過去の参加者へのDMが大半。行政の窓口等でチラシを入手したのは4人、人と自然の博物館が2人だった。

 

当初、「海に入るのは嫌がる人もあるのでは」と心配したが、やはり、シュノーケルや泳力に自信がないとして、海中観察に参加しなかった人も。現地で事前調査をした一人として、案内の段階で、もう一歩突っ込んだ「具体的にどんなことをするのか」の説明が不足していたように思う。次回に生かしたい。