会員往来 member all right
2014年6月の良き日:退任に際して 元常務理事・事務局長 赤保正文
社団法人兵庫県自然保護協会が30周年を祝う行事の年、平成13年に私は入会しました。
平成17年に常任理事として、稲尾先生とともに総会で選出されましたので、正会員として14年、理事としては、満9年になります。
長い間 事務局長として皆様にご協力いただき、誠にありがとうございました。
いろいろなことがありましたが、特に思い出に残るのは、19年に「自然公園ふれあい全国大会」が兵庫県であり、県の課長よりレセプション・野外活動実施委員を依頼されました。レセプションは六甲山ホテルに常陸宮両殿下をお迎えし自然公園法制定50周年の式典が行われ、環境大臣功労者が表彰されました。
翌20年は、洞爺湖サミットに先立つG8環境大臣会合が神戸で行われ、「ステイクホルダー」として、ブナを植える会の桑田結会長と私が、ひょうご環境創造協会の専務さんから指名され、出席しました。
ブナを植える会は前年に環境大臣功労者として表彰されていますが、私は野外活動・シンポジュウム運営委員でした。何故選ばれたのか分かりませんが、たいへん光栄なことで、前年のレセプションに続き誇りに思っております。
今後は、正会員として自然保護のため努力したいと考えております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
2014年4月24日(木):講演会「動物たちの子育て」兵庫県自然保護協会理事長 元神戸市立王子動物園園長 権藤眞禎
動物園に暮らす動物たちを飼育、観察していると出産の感動的な光景に接することがあります。特に哺乳動物はヒトの母親が赤ん坊を慈しみ、育てている光景と同じで微笑ましく見飽きません。
彼女たちの妊娠期間や母乳成分は様々です。妊娠期間の長いものは大きく生まれ、乳成分の脂肪分は少ない。ゾウがその例。反対に妊娠期間が短く、小さく生まれた赤ちゃんは脂肪分が濃くて早く育ちます。パンダですね。
時として哺乳拒否する母親がおりますので人工保育をしますが、各々の動物の母乳の成分と同じにしなければなりません。飼育係は勉強が欠かせません。これまでに観察してきたゾウ、チンパンジー、キリン、タンチョウヅル、ダチョウなど動物たちの様々な子育てをお伝えします。
日 時:平成26年4月24日(木)午前10:00~12:00。
場 所:神戸新聞文化センター三宮KCC 神戸市中央区雲井通7-1-1
ミント神戸17階
申し込み、問い合わせ:神戸新聞文化センター三宮KCC 電話078-265-1100